
ツキノワグマ担当の野島さんのお話です

上野では2006年から、なるべく自然に近い状態で飼育するということから、クマ達を冬眠させています。
クマは気温低下、食物不足、日朝短縮によって、冬眠するそうです。
冬眠にはカエル型(変温動物)、ヤマネ型(体温を0度近くまで下げて仮死状態に)、クマ型(30度くらいの体温で冬眠)の3パターンあります。
ヤマネ型というのは仮死状態になるので、命懸けの冬眠なんだそう。飼育下では危険を伴います。ハムスターもこれにあたります。
※動物は一生にみんな同じ分だけ心臓を打つと言います。ハムスターはものすごく早い。その分、寿命が短いのだけど、冬眠するなら、その時は心臓もかなりお休みできるので、その分長生きできるんじゃないかな〜って思ったことがある。冬の間、ずっと寝ていても長生きしてくれたら・・・って、冬眠させたいなぁと飼育本には絶対いけないと書いていることですが、思ったことがあります。現実的に無理な考え・・・
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posted by Sacchan at 10:15|
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上野動物園
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